ツーファイブフレーズを弾いてみよう!その2
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よくあるii-vフレーズ

前回は一つのツーファイブフレーズそ様々なポジションで弾いてみることが大切だという内容でした。今回はいくつかのフレーズを覚えていきましょう。ツーファイブフレーズは、楽器屋さんに行けば鬼のように沢山フレーズ集として売られています。僕も何冊か買った記憶がありますが、いっぱい覚えたとしても結局その中からこれいいなーと思って、使い続けるフレーズっていうのはほんの少ししか無い気がします。やはり好きなプレイヤーのフレーズを耳コピするのが一番の近道だと思います。今回は僕がよく使うフレーズを弾いてみましたので、いいなと思うものがあったら覚えてセッションで使ってみてください。動画をどうぞ。


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それでは楽譜で確認していきましょう。

フレーズ1

ii-v-2-1

動画では4つのフレーズを弾いていますので、一つでも参考になれば良いなと思います。
まず一つ目ですが、サックスプレーヤーがよく弾いているのを耳にするフレーズです。
下降していくラインが特徴的なフレーズです。

フレーズ2
ii-v-2-2
このフレーズの特徴は、C7のアタマで3rdのE音をターゲット音として使っているところです。この音を3連符で挟むことによって特徴的なサウンドになっています。

フレーズ3
ii-v-2-3
3つ目のフレーズは、倍テンフレーズの章でも述べましたが、Gm7=BbM7であるということに着目してGm7を弾いています。C7はホールトーンスケールをそのまま使用しています。

フレーズ4
ii-v-2-4
4つ目のフレーズは、Gm7をC7とみて、前出のホールトーンスケールを2小節分そのまま使用してみました。このようにツーファイブのコード進行を、そのまま長いドミナントのコード進行に変換して弾くという手法はよくある手ですので覚えておきましょう。ホールトーンスケールについてはまた別の章で掘り下げていきたいと思います。

それでは、合わせて再度フレーズを確認してみてください。

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