
ジャズのソロを弾く時はターゲットノート、つまり目的となる音を決めて、その音に向かって音をつなげていくと、流れのあるソロになります。
ターゲットノート
色々な考え方があると思いますが、ターゲットノートとは各コードの構成音です。
そのターゲットノートをめがけて、ソロのラインを考えていきます。
このソロでは各小節のアタマの音がコードの構成音(ターゲット音)になるようにソロを書いてみました。
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この譜面で重要なのは、各小節のアタマにあるターゲット音に向かうためにいろいろ装飾音を加えています。
下の譜面で赤丸の部分がそうです。
1つ目の赤丸:コードトーンを近くの音で挟んでいます。
(ディレイドリゾルブでソロを弾いてみよう!を参照)
2つ目の赤丸:クロマチックノートを使ってターゲット音へ連結させています。
3つ目の赤丸:同上
4つ目の赤丸:同上
5つ目の赤丸:コードトーンを近くの音で挟んでいます。
(ディレイドリゾルブでソロを弾いてみよう!を参照)
6つ目の赤丸:クロマチックノートを使ってターゲット音へ連結させています。
コードトーンを単に弾くだけではなく、少しの工夫なのですが、上記のような手法はジャズのソロではよく使われています。
以上のことを踏まえた上でもう一度ソロに挑戦してみたください。
次の章では、ディレイドリゾルブについて書いていますので読んでみてください。