マイナーペンタトニックスケールでジャズブルースを弾いてみよう!その2
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前回は、Fマイナーペンタトニックスケールを色々な弾き方で覚えてもらいましたが、今回はペンタトニックスケールと合わせて、よく使う付属音を覚えていきましょう。まずは、よく使う付属音b5thの位置を確認していきましょう。次のダイアグラムを参考にしてください。

Fマイナーペンタトニックスケール+b5th

minorpentab5

上のダイアグラムの黄色で囲まれた数字の音がb5thです。この音をマイナーペンタトニックと一緒に弾くと、いかにも!というようなブルージーなサウンドを出すことができます。

 


Fマイナーペンタトニックスケール+M3rd

minorpentaM3

次によく使われるのが上記のダイアグラムの赤色で囲まれた数字の音のM3rd(メジャーサード)です。この音もb5thとはまた一味違ったブルージーなサウンドを出してくれる重要な音です。以下にb5thM3rdを合わせたダイアグラムを載せておきます。

 

Fマイナーペンタトニックスケール+M3rd +b5th

minorpentaM3b5

これらの音をうまく使っていくことで、ジャズブルースは弾けます。これらの音を主に使って、F Bluesのアドリブを弾いてみましたので参考にしてみてください。

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Fマイナーペンタトニックでソロを弾いてみよう!その1

minorpentasolo1

ここでのポイントは、M3rdb5thの音を付属音として使っていることなのですが、それと合わせて、繰り返しのモチーフとなるフレーズを弾いてみました。このモチーフとなるフレーズを繰り返し弾いて、オカズとして少し崩したフレーズを付け加えていくという方法はジャズブルースだけではなく、ジャズの演奏では一般的によく用いられる方法です。小難しいテクニックを駆使するよりも、ソロがかなり印象的になるのでやってみることをオススメします。

 


Fマイナーペンタトニックでソロを弾いてみよう!その2

minorpentasolo2

二つ目のソロでもモチーフとなるフレーズを基本としています。今回は、最後の4小節でマイナーペンタトニックを上昇してから下降してくるフレーズを弾いてみました。

 


まとめ

こんな感じで、マイナーペンタトニックしか弾けない!というロックギター上がりの人でも(実際僕がそうでした)、十分にジャズブルースは弾けます。色々な、スケールを覚えなきゃいけないというわけではなくて、まずは自分の持っている武器でセッションに参加してみましょう。ジャズブルースがそのとっかかりになればいいな、と思っています。

またモチーフを使ったソロについては、メジャーペンタトニックスケールでジャズブルースを弾いてみよう!でも扱っていますので参考にしてください。こちら

 

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